5年後の約束に舞い上がって落とされた話
「30歳になってもお互い独り身だったら、結婚しようか。」
お互い25歳だった時、そう言ってくれた人がいました。
学生時代の友人で、卒業してから別の町に行っちゃったけど
夏休みとお正月の 年に2回だけは、帰省のたびに再会してて
つかず離れず、友情の域を超えないように、親密で 慎重な付き合いだったから
一歩踏み込んで「5年後の未来」を約束してくれたことは、素直に嬉しかったんですよね。
どうなるかわからないけど、来るべくその時に備えて 私も頑張ろうって思えたし!
その一言が潤いと糧になったから、それからは…
30歳になっても輝いてたいし、老けたなんて絶対思われたくないので
肌のお手入れも怠らず、特に基礎化粧品は信頼できるラインを 出し惜しみせずタップリと… (●︎´艸`)ムフフ
一緒に生きてくかもしれない人が、私を選んだことを後悔して ガッカリして欲しくもないから
ちゃんと自立して、中身もブラッシュアップしていかなくちゃなんて
強迫観念めいたやる気も出たので、連日の残業にも弱音は吐かず
更に休日に習い事なんかも始めてみたりして、日々の暮らしに 張り合いは出たんだけど…
一人で舞い上がって、肩肘張って、ちょっと頑張りすぎてしまったのかもしれません。
「俺、アレだわ。結婚するわ。」
約一年後、その人は私にそう言いました。
(・−︎・)・・・ん?
誰と…?!
「同じ会社の、年下のヤツ。」
え、アレは? ∑︎(°口°๑)
私たち、約束…してなかったっけ?!
恥ずかしかったけど、覚えてないのか気になったから 思い切って聞いてみましたよ…!
「お前はイイ女だから、俺がいなくても一人で生きていけるし…」
いやいや、イイと思うならそのまま私とでイイんじゃないかな?
どうして身を引くし!
一人で生きるなんてできないし、そんなの嫌だよ…( ・ ・̥ )
「でもそいつは、俺がいないとダメな 小動物みたいなヤツなんだ。」
は? パードゥン??
出た、アンタそれ錯覚だから… (๑꒪ㅁ꒪๑)
そういう女に限って、寂しいから甘えてくるだけで
相手にしてくれる男だったら アンタじゃなくても実は誰でもイイんだよ?!
コラ、気づけっ!
あっさり騙されんなー!!
なんて、言いたかったけど…
いやホント、言ってやれば良かったなって思うけど…
ハァ… ε=(´ο`*)))
「そっか、オメデトウ! よかったね。」
フンだ、バーカバーカ!
喜んであげたフリしつつ、祝辞をのべる必死の強がりを発動するのが精一杯でした。
うそつき!!
やっぱり悔しくて、悲しくて、電話切ってから ちょっと泣きましたけどね。
私じゃ、ダメだったんだなぁ…
んまぁ、幸せになっては欲しいと思うから
アンタがそれでイイなら 別に全然イイけどねっ!
周りの友達もどんどんゴールインする中、一人取り残されてしまったような
喪失感と焦燥感と。
その後も何人かの方と、紆余曲折うまくいかない時期を経て
今の夫に出会えたので、私も30歳を待たずに28歳で結婚することができました。
30歳になる前にお互い独り身じゃなくなり、それぞれ別の人生を歩む選択をしたことになるワケですね?
まぁ一方的に 失恋したとも言えるけど!(・∀︎・)
人生の選択肢は色々あるけど、何を選んでも、どう転んでも
結局は自分の身に、しっかり返ってくると思うから
誰かに幸せにしてもらうことを 夢見るんじゃなくて
自分が幸せになれる道を、自分の足でちゃんと歩きたい。
さらにあわよくば、私といると 楽しくて
幸せだって 笑ってもらえる人間でありたい。
そんな願いや ちっぽけな強がりでも、貫いてれば 嘘偽りのない本音になりつつあるし
いつか本当に、そうなれるかもしれないし!
そう信じて今を生きてる 私が独り身だった頃の、なんとも痛々しい ハートブレイクなお話でした。
以上が 私の今週のお題記事です。
いかが?笑
その他いろんな方がお題に投稿された記事は、次のページで一覧できます。
http://blog.hatena.ne.jp/-/campaign/odai/entries
はてなブロガのみなさんが どんな記事を書いてるのか?気になる方はご覧下さいね。
【追記】
特別お題記事がご覧いただけるのは、コチラのページでした!
http://blog.hatena.ne.jp/-/campaign/sentakuto_nenrei_sk-ii/entries
さまざまな「『選択』と『年齢』」も合わせてご覧くださいね。
ご指摘いただきました もんてん丸 (id:ddictionary) 様、どうもありがとうございました!(*´∀︎`*)
それではまた、5年後に… (°0°)‼
いやいや近日、笑ってお目にかかりましょう。
ごきげんよう!
Aremo Coremo
もねこ
Sponsored by SK-II